2006年 11月 01日
道のり(1)
おはようございます
よく晴れた 晩秋の午前です
今日は少し長い お話になりそうですが
先日行った 上野の森の 個性豊かな アーティスト達の表情
秋の上野公園の風景とともに 読んでください
私の前のブログ 「なでしこガーデン」から見ていただいている方は、もう
おわかりかと思いますが、40歳を前にしてふたりの娘、息子と4人での
暮らしに入りました。
当時はバブルの絶頂期から、少し下り坂になるころ・・・何日も何ヶ月も
考えた上で、その生き方を選びました。
長女は高校に入る前の年、一番下の子は、まだ幼稚園児でした。
母子で暮らすことを考えたとき、真っ先に経済的なことを思いました。
いちばんの不安は、受験を控えた長女の多感な時期、またこれから続く
下の二人を含む、教育にかかる費用のこと・・・
仕事も探さなければ・・・けれど、とにかく母子で出発しなければならない
事情が迫っていました。
今の私ならわかることも、当時は何も知らない、考えの浅い
母親だったと、省みてしばしば思います。
明るいだけがとりえの中年母は、その先にどんなことが待っているかを
想像する暇もなく、次の人生設計を急いでたて、前に進み始めました。
子どもを持ってからは、ずっと専業主婦でそういうことをしている私に
依頼してくる方の洋服などを、たまに作ってもお友達価格で、それを
仕事になど、考えてもいませんでしたが・・・これが「芸は身を助ける」と
いうのでしょうか。しばらくはそんなことでも何とか暮らせました。
その後、現実の厳しさをいやというほど知らされることになります。
生きるということ、生んだ子を責任を持って社会に送り出すということ。
それが、自分に課せられたいちばん大きな「しごと」でした。
続きはまた、夜に書きます。いつもと違うのでつまらないかと思います。
by neko_pen
| 2006-11-01 11:30
| 人生