道のり (6)

b0088037_18411076.jpg
b0088037_18413188.jpg

というわけで、私の「オミズ奮闘記」なのですが、下の二人はまだほんとに
小さかったので、昼の間に朗読して入れておいた「まどぎわのトットちゃん」
などをエンドレスにして、ベッド脇に置いたラジカセで私の声を聞きながら
寝てくれるようセットして出かけたり、色々悩みながら仕事を続けました。
あの時期、語ればキリがないほどの子育ての悩みを抱えながら、店では
あふれんばかりの笑顔で接客する私でした・・・その間には夫との協議離婚
も何とか成立したのですが、その時点ではまだ、彼は子どもにとって父親
なのだし何とか仕事を立て直してほしいと願っていました。頑張って借金も
返済して、また、元の家庭に戻れればいいなあ、と。
b0088037_1924155.jpg
b0088037_19244244.jpg

けれど、人は変わるもの。いつしかそんな思いも押し流されて時は流れて
(この辺、スピードでいきます^^)、子どもたちもそれぞれ大きくなってきて、
もう少し広いお家に住みたいね、ということで、あと2万円ほど頑張ったら、
庭付きのテラスハウスに住める・・・みんなで自転車を連ねて見に行き、その
公団の賃貸住宅の抽選にうまく当選して、職場から少し遠くなるから私は連日
睡眠不足を我慢して、車の運転免許を取得、もうこのころには経済的には
一応安定していました。
ちょうど、長い間音信不通だった夫から連絡が入り、会社を持ち直したか
ら、ということで慰謝料、養育費を含む、少しまとまったお金を貰いました。
でも、持ち前の「ぼんぼん」が、簡単に変わるわけもなく、それからは何度も
会社は建てたり倒したり・・・この時点で、私はひとりで子どもたちと生きて行こう
・・・ともう振り向きませんでした。人はいいけど、困った夫、色々ありました。




b0088037_19391362.jpg
b0088037_19393912.jpg

それまで家庭の主婦だった私には、面白いほど収入がありました。
頑張った。ほんとに必死で数字を追いました。毎日、店に行くと指名や
売り上げのグラフがどんどん伸びるのが楽しみでした。女の戦場です。
足を引っ張るために意地悪もいっぱいされました。男と女とお酒の毎日
です。私と同じように母親しながら仕事をしていた人が、お客と駆け落ち
したり、まあ、ほんとに見たくない場面もたくさん見ました。けれど、私は
そんなことしていられません。すてきなお客様がいらしても、「お金を
運んでくるカボチャだと思え」と、いつもミーティングでいわれることを思い
出し、口説いてくる人も笑顔でかわしました。(なんて、ちょっとカッコイイね)
こんなときは私の天然ボケは役に立ったようです。歳もトシですし、年月が
経つと会社の団体で来るお客さまの席で、指名は私、あとはあちこちの
お席を回って会計オババに徹して、生活の安定を図りました。
そんなことが・・・約20年、20年ですよ!チョーオババになるまで続き
ました。何度も「トシだからやめます」といってもやめさせてくれないし、私も
居心地がいいし、何といってもほかにこんな高収入の職場はありません。
(長くなりました。明日はオミズを遠ざかりましょう)
[PR]
by neko_pen | 2006-11-06 20:04 | 人生

いよいよ 春から自由人になります


by neko_pen